午後7時の顔面神経

ハロヲタのための24のガヴォット第7番変ロ長調 顔面神経午前7時

ダイヤリーでぐちゃぐちゃだったのがきれいになった。

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アイドル30年史














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1992年 許して・・・ (大野幹代

at 2001 05/27 19:03 編集


89年から94年まで 冬の時代 を孤軍奮闘した CoCo からのソロデビュー
すでに
三浦理恵子(涙のつぼみたち)
羽田恵理香(迷子にさせないで)
瀬能あづさ(もう泣かないで)
の3人がデビューしていたので4人目だが
楽曲のよさを含めて 1番 聞ける レベルに達していた
瀬能は抜群の歌唱力があったが曲に恵まれなかった
(ただしc/wには名曲が多い)
羽田は1曲目はともかく2曲目は 何じゃこりゃ
三浦はスタッフも苦労したのだろうがヘンな曲が多い
宮前? 論外でした

新人賞は
「女…ひとり旅」 田川寿美 悠木圭子 鈴木 淳 前田俊明
DA・KA・RA大黒摩季 大黒摩季 大黒摩季 葉山たけし
「今度私どこか連れていって
下さいよ」 加藤紀子 森高千里 斉藤英夫 斉藤英夫
「大阪すずめ」 永井みゆき たかたかし 弦 哲也 池多孝春
「You're the only…」 小野正利 小野正利 柘植由秀 笹路正徳



1991年 伝説の少女( 観月ありさ)

at 2001 05/27 18:51 編集


冬の時代に咲いた一輪の花(といってもデカいけど)
平成の3M美少女のひとり
ただ楽曲はニューミュージック色というかアーティスト系で
この時代の流れには逆らえなかったようだ
新人賞は
「やせがまん」 唐木 淳 阿久 悠 吉田 正 高田 弘
「想い出の九十九里浜しじみとさざえ 長戸大幸 織田哲郎 葉山たけし
Mi-Ke 織田哲郎
「赤い花束」 中嶋美智代 遠藤京子 羽田一郎 武部聡志
「どんなときも。」 槙原敬之 槙原敬之 槙原敬之 槙原敬之
「伝説の少女」 観月ありさ 尾崎亜美 尾崎亜美 佐藤 準

1990年

at 2001 05/27 18:45 編集


年号が昭和から平成に変わり
いよいよ 冬の時代 の到来である
新人賞の顔ぶれを見てみると
愛されてセレナーデ」 ヤン・スギョン 荒木とよひさ 三木たかし 若草 恵
「一円玉の旅がらす」 晴山さおり 荒木とよひさ 弦 哲也 池多孝春
「お祭り忍者」 忍者 原 六朗,
荒木とよひさ 原 六朗,
馬飼野康二 鷺巣詩郎
「さよなら人類」 たま 柳原幼一郎 柳原幼一郎 高浪慶太郎,たま

アイドル系が全くいないのである
こんなことは空前絶後?であった

1989年 EQUALロマンス (CoCo)

at 2001 05/27 18:41 編集


この年もアイドルラッシュである。
CoCo は 乙女塾 出身の5人組で
この年では傑出した存在 以後94年まで冬の時代をリードした
ほかに目立つところでは

河田純子(輝きの描写)
山口弘美(つよがり) 
宮沢りえ(ドリームラッシュ)…
田村英里子(ロコモーション・ドリーム)
藤忍 (ちょっとだけMy Love)   

をはじめ

深津絵里 
川越美和 
千葉美加 
松下里美 
井上昌己 
島崎和歌子
増田未亜
細川直美  
里中茶美 
山中すみか 
中山忍  

うまく育てればスーパーアイドルやbigartistになる素材はおおかったと思う。

新人賞は
「ふりむけばヨコハマ」 マルシア たきのえいじ 猪俣公章 竜崎孝路
「恋やどり」 尾鷲義人 里村龍一 三木たかし 桜庭伸幸
「夢だけみてる」 川越美和 小椋 佳 玉置浩二 星 勝
「男同志」 香田 晋 星野哲郎 船村 徹 蔦 将包
「真剣」 田村英里子 松本 隆 筒美京平 新川 博


 




1988年  涙をたばねて (小川範子

at 2001 05/27 18:39 編集


88年に14歳でデビューしたが、歌唱力も表現力も群を抜いていた。
15歳以下でこれだけの表現力を示した人はあまり例がない。
30年の歴史のなかでもこの人とSPEEDの今井絵理子くらいのものだろう。
(歌唱力だけなら福田明日香がいるが・・)
その秘密は、歌手デビュー以前に本名の谷本繁美で子役を長くやってたせい

曲別では1stアルバム1曲目の 独り占め片思い  (変ホ短調)  と
2ndシングル&2ndアルバム7曲目の  永遠のためいき (嬰ト短調)が出色の出来だと思う。
ほかにも2ndアルバムには  水浴プラネット という名曲もある。
ディスコグラフィー

新人賞は
「DAYBREAK」 男闘呼組 大津あきら MARK DAVIS 松下 誠
「ABコンプレックス」 相川恵理 藤原安寿 三浦一年 萩田光雄
「雨酒場」 香西かおり 里村龍一 聖川 湧 馬場 良
「89番目の星座」 伸村知夏 蓮田ひろか 川上明彦 船山基紀
「JUST ONE MORE
KISS TO SEARCH」 BUCK-TICK 桜井敦司 今井 寿 BUCK-TICK
・中山 努
「王将一代小春しぐれ」 大和さくら 吉岡 治 市川昭介 斎藤恒夫


 



1987年 時の河を越えて (うしろ髪ひかれ隊

at 2001 05/19 17:58 編集


85年以降 うまい人は結構出てくるのだが
ヒットチャートは超ヘタクソな素人軍団に占領される時代が続く
ハード面でも レコードからCDへの転換がすすみ
この30年で最もレコードの売れない年になってしまった
やがて アイドル氷河期 とよばれる 90年代前半をむかえるが
87年から89年にかけては 最後の花火というか数だけは多い
そのなかには上手く育てばTOPアイドルになれる素材も多かったのだが
なにせ 歌番組はないし レコードは売れないわで
一般の人にしらせる手段がないのである
その結果 アイドルに詳しい=オタク という偏見まで生まれ
さんざんイヤな思いをすることになる。

この年はじつは大豊作で今日まで生き残ってる人が多いよ

八木さおり(瞳で片想い)86年10月21日

牧野アンナLove Song 探して)86年12月21日
ドラクエ2 の主題歌? 現在沖縄アクターズスクールの・・・)

中村由真 (ジレンマ)1月1日

酒井法子(男の子になりたい)2月5日

後藤久美子(teardrop)3月18日

畠田理恵 (ここだけの話ーオフレコー)3月3日
(後に 将棋の羽生善治 と結婚)

立花理佐(疑問)4月1日

時の河を越えて(うしろ髪ひかれ隊)5月7日

伊藤美紀(小娘ハートブレイク)5月21日

石田ひかり(エメラルドの砂)5月21日

森高千里(NEW SEASON)5月25日

守谷香(予告編)5月27日

渡瀬麻紀(パールモンド・Kiss)6月2日

真弓倫子(片想いグラフィティ)6月6日

伊藤智恵理(パラダイウオーカー)6月11日

仁藤優子(おこりんぼの人魚)6月17日

小沢なつき(追いかけて夏)6月21日

太陽のアラベスク(秋山絵美)6月21日

ウィルユーリメンバー(中里あき子)

野性の風(今井美樹

白田あゆみ(恋しくて)9月23日

禁断のテレパシー(工藤静香)8月31日
(たぶんコメントは不要だと思う)

新人賞は

「キミはどんとくらい」 立花理佐 真名杏樹 山川恵津子 山川恵津子
「ノ・レ・な・い Teen-age」 酒井法子 森 浩美 西木栄二 戸塚 修
「あばれ太鼓」 坂本冬美 たかたかし 猪俣公章 京 建輔
「人見知り」 畠田理恵 麻生圭子 飛鳥 涼 瀬尾一三
「I Don't know」 BaBe 森雪之丞 中崎英也 中崎英也・杉山卓夫










1986年 夢色メッセージ (西村知美

at 2001 05/19 17:38 編集


西村知美 は80年代全体で見ても
最もアイドルらしいアイドルだったんじゃないでしょうか
ところが なかなか1位がとれない
ことごとく おニャン子 にはばまれるんですな
1st 夢色メッセージ は 2位
(1位は 河合その子 青いスタスィオン)
2nd 見えてますか夢 も 2位
(1位は 高井麻巳子 シンデレラたちへの伝言)
3rd わたし ドリーミング は 3位
(1位 石井明美 2位 福永恵規 )

この 夢3部作 もいいけれど
ベストは 1stアルバムの最後にあった
バルセロナーイメージの中でー でしょう
本人も1番好きだと言っていたような記憶がある

新人賞は

仮面舞踏会」 少年隊 ちあき哲也 筒美京平 船山基紀
CHA-CHA-CHA石井明美 今野雄二 B.Rosellini
F.Baldoni 他 戸塚 修
「わたし、ドリーミング」 西村知美 安井かずみ 加藤和彦 武部聡志
「夢飛行」 真璃子 松本 隆 筒美京平 山川恵津子
「乙女日和」 水谷麻里 松本 隆 筒美京平 武部聡志

水谷麻里 は後に漫画家の 江口寿志 と結婚したけど
歌唱力は相当ぶっ飛んでました

ほかにも
島田奈美 (負けないで・・・片想い)
勇直子  (センターラインが終わるとき)
山本理沙 (恋する素敵)
森川美穂 (教室)  
山瀬まみ (メロンのためいき)
などの名曲が目白押しだったが おニャン子 の影に隠れてしまった
(メロンのためいき はユーミンの作品)

おニャン子 からのソロデビューでは
渡辺真里奈 (深呼吸して)
渡辺美奈代 (瞳に約束)
福永恵規  (風のinvitation)
城之内早苗 (あじさい橋)
(いっぱいあるけどキリがないので・・・)

忘れてはならないB級っぽいところでは
宝生桜子 (風のテレフォンコール)
藤井一子 (チェックポイント)
後藤恭子 (ペガサスの少女)
浅倉亜紀 (オータムリップス) 

1985年  卒業(斎藤由貴)

at 2001 05/19 17:36 編集


この年にデビューした女性アイドルで打順を組んでみた

1.森田まゆみ(予感)
2.芳本美代子(白いバスケットシューズ
3.斎藤由貴(卒業)
4.工藤夕貴野生時代
5.井森美幸(瞳の誓い)
6.中山美穂 ( C )
7.大西結花 (半抗期)
8.網浜直子 (恋は微熱)
9.橋本美加子(メロウシーズン)
指名打者 本田美奈子(殺意のバカンス)

かなりの顔ぶれである。他にも
奥田圭子 早川めぐみ 秋本理央 などもいたから豊作といっていい
アイドルシーンが おニャン子 に荒らされる前の最後の活気を見せた年かもしれない

意外に忘れさられてるのが
若林加奈(PIRA★星物語)
松本典子(春色のエアメール) 
中原香織(銀河鉄道の夜) 
南野陽子(恥ずかしすぎて) 
村田恵里(オペラグラスの中でだけ)
浅香唯(夏少女)

などでしょう

新人賞は 斎藤 工藤 の両本命が出走せず

「C」 中山美穂 松本 隆 筒美京平 萩田光雄
「Temptation」 本田美奈子 松本 隆 筒美京平 大谷和夫
「恋におちて」 小林明子 湯川れい子 小林明子 萩田光雄
「雨のハイスクール」 芳本美代子 松本 隆 財津和夫 大村雅朗
「さよならと言われて」 松本典子 銀色夏生 呉田軽穂 松任谷正隆




1984年 春はSA-RA SA-RA (長山洋子

at 2001 05/17 17:12 編集


大物アイドルがチャート上位を独占する時期にデビューしたため目立たなかったが
歌唱力 表現力 とも群を抜いた存在だった
4歳のときから民謡を歌っていたため レコーディングでは
何度も こぶし をまわさないように と注意されたらしい
きわめて和風に聞こえるが 実はフィンランドの曲である
1stアルバム ときめきアイラブユー も80年代屈指の名作アルバムだが
なぜかほとんど話題にされない 本人もアイドル時代のことを語りたがらないのかも

この年のアルバムとしては 
柏原芳恵 の 最愛 がある
A面はすべて 中島みゆき作品
B面はいろんなアーティストが作品を提供している
円熟期?にはいった松田聖子
9th ティンカーベル 10th ウィンディシャドー 
いずれも安心できる出来には違いないが ルーチンワークになってきた感もあった

新人賞は

「恋 はじめまして」 岡田有希子 竹内まりや 竹内まりや 竹内まりや
「前略、道の上より」 一世風靡セピア セピア GOTO GOTO
「サマーアイズ」 菊池桃子 秋元 康 林 哲司 林 哲司
「モニカ」 吉川晃司 三浦徳子 NOBODY 大村雅朗
「バージンブルー」 サリー(SALLY) さがらよしあき 鈴木キサブロー 鈴木キサブロー




1983年 ギザギザハートの子守唄 (チェッカーズ

at 2001 05/17 17:10 編集


80年代前半には アーティスト色の強いアイドル
(アイドル色の強いアーティストと言うべきか)
が多いけれど その典型ともいえるのが チェッカーズだろう
84年 85年 はまさにMVPといっていい活躍を見せた
1stアルバム  絶対チェッカーズ や
2ndアルバム  もっとチェッカーズ は
音楽的に極めて充実したものになっている

82年にデビューした 明菜 今日子 はいずれも83年になってブレイクしたといえるし
聖子 トシ マッチ  奈保子 芳恵  などがかわるがわるチャート上位にいたから
新人女性にはちょっと気の毒な年だったが
歌唱力で存在を示したのが 桑田靖子 で
1stアルバム  ファースト キス
2ndアルバム  ときめき
いずれも聞き応え十分であった

すでにベテラン?になった 松田聖子 の
7thアルバム ユートピア は
アイドル系のアルバムとしては これ以上考えられないほどのクオリティに達している
(余計な話だが セカンドモーニング のジャケットは このアルバムのパクリ&パロディかも)

中森明菜の初期3部作
1st プロローグ(序曲)
2nd バリエーション(変奏曲)
3rd ファンタジー(幻想曲)
は いずれも松田聖子のアルバムと比べると物足りないが
アイドルのアルバムとしてはコンセプトが共通でクオリティは高い
(かなり短い期間に連続してリリースされていることに注目してほしい)

新人賞は

「きまぐれONE WAY BOY」 THE GOOD-BYE 橋本 淳 山本寛太郎 甲斐正人
「恋はあなたしだい」 岩井小百合 TAKU TAKU 馬飼野康二
「ダンシング・レディ」 大沢逸美 竜真知子 浜田省吾 大谷和夫
「よこはまチャチャ」 小野さとる 伊達 歩 中村泰士 竜崎孝路
「もしかして・ドリーム」 桑田靖子 売野雅勇 芹澤廣明 馬飼野康二




1982年 駆けて来た処女 (三田寛子

at 2001 05/17 17:08 編集


80年代になって いわゆるニューミュージック勢のアイドル歌手への作品提供が増えたが
ついに 井上陽水(作曲のみ)が作品を提供したのがこの曲
アルバム 16カラットの瞳 には ときめきメモリアル片桐彩子役の 
川口雅代が提供した ジャパニーズガール も含まれている

さてこの82年は空前の大豊作の年といわれ
スローモーション(中森明菜
私の16才(小泉今日子
など80年代のアイドルポップスの主役たちが
続々とデビューしている

新人賞は

「100%・・・Soかもね」 シブがき隊 森雪之丞 井上大輔 井上大輔
「ゆ・れ・て湘南」 石川秀美 松本 隆 小田裕一郎 馬飼野康二
「アンダーソングは哀愁」 早見 優 阿久 悠 馬飼野康二 萩田光雄
「待ちぼうけ」 堀ちえみ 竹内まりや 竹内まりや 鈴木 茂
センチメンタル・ジャーニー松本伊代 湯川れい子 筒美京平 馬飼野康二




1981年  スニーカーぶるうす (近藤真彦

at 2001 05/17 17:06 編集


イントロ(および間奏)は ジリオラチンクウェッティの 雨 を露骨にパクっている
アイドルポップスがニューミュージックに傾きつつあった時代に
ある意味で 純然たる歌謡曲でもあった
松本隆の詩はかなり推敲のあとがあるし
90年以降のJ-POPでは失われてしまった香りがそこにはある

このデビューシングルに続く
2ndシングル ヨコハマチーク はやや期待はずれの内容だったが
3rdシングル ブルージーンズメモリー が歴史に残る名曲
セリフの バカヤロー はカラオケで歌うと実に気持ちがいい
アルバムの中にも 哀しきハイスクール や
傷だらけのアベニュー などの名曲があり
田原俊彦に比べて曲には恵まれていたといえる

この年は対抗馬不在で しいてあげるなら
ハイスクールララバイイモ欽トリオ)くらい

少女人形(伊藤つかさ) は14歳とは思えないほど幼く見えた
この曲の作曲は 南こうせつ で
こうせつは イモ欽のアルバム中の 山口良一のソロ曲も作曲している

アルバムでは 松田聖子 の3rdアルバム
Silhouette  が出色
(4thアルバムはやや期待はずれだがクオリティは高い)

新人賞は

「ギンギラギンにさりげなく」 近藤真彦 伊達 歩 筒美京平 馬飼野康二
「てれてZinZin」 竹本孝之 三浦徳子 馬飼野康二 馬飼野康二
「父さん」 祐子と弥生 さいとう大三 宮坂 実 馬飼野俊一
函館本線」 山川 豊 たきのえいじ 駒田良昭 前田俊明
「はみだしチャンピオン」 沖田浩之 阿木燿子 筒美京平 筒美京平




1980年    裸足の季節   ( 松田聖子

at 2001 05/17 17:05 編集


日本のアイドルポップス史上最大の存在といってもいいかもしれない。
70年代までのアイドルと異なる点はいろいろあるが
その1つにアルバムのクオリティの高さがあるだろう
1stアルバム SQUALL は他のジャンルの作品と比べても全く遜色がない
80年代のアイドルはアルバムで勝負 という意気込みを感じさせたし
それまで音楽的にはやや低く見られていたアイドルポップスの地位を飛躍的に高めた

もう1つの違いをあげれば 歌詞である
70年代のアイドルのスタンスはあくまで受身であり 待っている女 であったが
このアルバムでは 奪い取る女 のスタンスが明確に打ち出されている
それに伴ってサウンドはハードになっているのだが
それに負けない歌唱力と表現力がアーティストとしてのアイドル を可能にした

男性では 3年B組金八先生 に出演していたいわゆる たのきんトリオの1人
田原俊彦 が 哀愁でいと でデビューした
この曲は 洋楽 NEWYORK CITY NIGHT に日本語の詞をつけたものだが
歌唱力は極めて低かった

新人賞レースはほとんどこの2人の一騎打ちの形になったが
岩崎良美赤と黒) 
沢田聖子(キャンパススケッチ)
をはじめ実力派が多かった

新人賞は

ハッとして!Good田原俊彦 宮下 智 宮下 智 船山基紀
「あなたの色マノン」 岩崎良美 なかにし礼 芳野藤丸 大谷和夫
「ヤング・ボーイ」 河合奈保子 竜真知子 水谷公生 船山基紀
青い珊瑚礁松田聖子 三浦徳子 小田裕一郎 大村雅朗
「帰ってこいよ」 松村和子 平山忠夫 一代のぼる 斎藤恒夫




1979年  井上望

at 2001 05/17 17:03 編集


ルックス 歌唱力 ともにハイレベルであったがブレイクにいたらず
次の年にデビューした松田聖子が大ブレイクしただけに
タイミングというか運というか・・・・

新人賞は

私のハートは ストップモーション桑江知子 竜真知子 都倉俊一 萩田光雄
「好きだから」 井上 望 千家和也 穂口雄右 穂口雄右
HOW!ワンダフル倉田まり子 山上路夫 都倉俊一 都倉俊一
「September」 竹内まりや 松本 隆 林 哲司 林 哲司
「おんなの出船」 松原のぶえ 山田孝雄 船村 徹 栗田俊夫



1978年

at 2001 05/17 17:01 編集


ピンレディが年間チャートの上位を独占
とても新人が出てこれる状態じゃない
これといった大ヒットのなかった キャンディーズ が 微笑みがえし でブレイク
3人組女性アイドルとしての売上記録は
20年以上破られることがなかった
1999年にこの記録を破ったのは・・・・・・

新人賞は

かもめが翔んだ日渡辺真知子 伊藤アキラ 渡辺真知子 船山基紀
「失恋記念日」 石野真子 阿久 悠 穂口雄右 穂口雄右
青葉城恋唄」 さとう宗幸 星間船一 さとう宗幸 石川鷹彦
「Deep」 渋谷哲平 松本 隆 都倉俊一 都倉俊一
「東京ららばい」 中原理恵 松本 隆 筒美京平 筒美京平

アイドルらしいのは 石野真子 ぐらいですね



1977年 硝子坂 (高田みづえ

at 2001 05/17 16:58 編集


ピンレディの全盛期に 歌のうまいアイドル として存在感を示した
1stアルバムには 南南西 春乃岬 などの名曲が収録されている

新人賞は

「帰らない」 清水健太郎 つのだひろ つのだひろ 馬飼野康二
「あずさ2号」 狩人 竜真知子 都倉俊一 都倉俊一
「アル・パシーノ+アラン・ドロン
<あなた」 榊原郁恵 森雪之丞 森雪之丞 小六禮次郎
「硝子坂」 高田みづえ 島 武実 宇崎竜童 馬飼野康二
「Lui-Lui(ルイ・ルイ)」 太川陽介 石原信一 都倉俊一 都倉俊一



1976年 ペッパー警部 (ピンクレディ)

at 2001 05/17 16:57 編集


太田裕美 岩崎宏美 山口百恵 などがクオリティの高い曲を出し続ける中
邪道中の邪道ともいえる戦略でブレイク
この後ミリオンセラーを連発するようになる

新人賞は

「想い出ぼろぼろ」 内藤やす子 阿木燿子 宇崎竜童 馬飼野康二
「雪ごもり」 芦川よしみ 小林亜星 小林亜星 竹村次郎
「嘘でもいいの」 角川 博 石坂まさを 八木架寿人 竜崎孝路
「嫁にこないか」 新沼謙治 阿久 悠 川口 真 あかのたちお
ペッパー警部ピンク・レディー 阿久 悠 都倉俊一 都倉俊一

演歌系ながら 芦川よしみ は抜群に可愛い
後に鶴光のオールナイトニッポンでアシスタントをするようになる


1975年  雨だれ (太田裕美

at 2001 05/17 16:53 編集


19歳でデビューした太田裕美は アーティスト色の強いアイドル
(アイドル色の強いアーティスト?)
として70年代後半に息の長い活躍をした
似たような路線を狙ったアイドルはたくさんいたがことごとく失敗に終わった
この年は 岩崎宏美 が2ndシングル ロマンス でブレイク
この2人に共通するのは アルバムが売れる アイドル であったこと

太田裕美
1st  まごころ   2nd  短編集
岩崎宏美
1st  あおぞら   

いずれも内容の充実した名作アルバムである

この年の新人賞は

「心のこり」 細川たかし なかにし礼 中村泰士 あかのたちお
「ロマンス」 岩崎宏美 阿久 悠 筒美京平 筒美京平
「夜の訪問者」 小川順子 石坂まさを 城賀イサム 伊藤雪彦
「美しい契り」 片平なぎさ 千家和也 三木たかし 三木たかし
「雨だれ」 太田裕美 松本 隆 筒美京平 萩田光雄




1974年

at 2001 05/17 16:52 編集


ひととおり出揃ってしまったためか新人アイドルは不作
2年目3年目の人たちの活躍が目立つ

2年目の 山口百恵 が5thシングルの ひと夏の経験 でブレイク
やはり2年目の フィンガー5 も大活躍

この年の新人賞は

「逃避行」 麻生よう子 千家和也 都倉俊一 馬飼野俊一
「恋はダンダン」 浅野ゆう子 有馬三恵子 川口 真 川口 真
「太陽の日曜日」 荒川 務 安井かずみ 都倉俊一 都倉俊一
「イルカにのった少年」 城みちる 杉さとみ 林あきら 高田 弘
「空港」 テレサ・テン 山上路夫 猪俣公章 森岡賢一郎

麻生よう子 の 逃避行 は地味な曲であったため
さほど売れなかったが高い歌唱力が評価されロングヒットとなった
もっともアイドルっぽかったのが 浅野ゆう子
城みちる は今でも語り草?になっている


1973年 天使も夢見る (桜田淳子) 

at 2001 05/17 16:47 編集


いよいよアイドルポップスの第1期黄金時代
中3トリオ と 新御三家 がそろう

11/25 アグネスチャン ひなげしの花

山口百恵 としごろ 

4/21 浅田美代子 赤い風船

5/25 あべ静江 コーヒーショップで

キャンディーズ あなたに夢中

この年の新人賞は

「わたしの青い鳥」 桜田淳子 阿久 悠 中村泰士 高田 弘
「赤い風船」 浅田美代子 安井かずみ 筒美京平 筒美京平
涙の太陽」 安西マリア 湯川れい子 中島安敏 川口 真
「コーヒーショップで」 あべ静江 阿久 悠 三木たかし 馬飼野俊一
「草原の輝き」 アグネス・チャン 安井かずみ 平尾昌晃 馬飼野俊一

桜田淳子意外は全部 あ で始まる







1972年   芽生え (麻丘めぐみ

at 2001 05/17 16:45 編集



♪もしもあの日あなたに会わなければ、
  この私はどんな女の子になっていたでしょう

はじめて現れた年下の女の子のアイドルである
デビューは6/5 曲のできも抜群だった

この年はほかに中3トリオのひとり 森昌子 が
7/1に  せんせい でデビューしている

この年の新人賞は

「芽ばえ」 麻丘めぐみ 千家和也 筒美京平 高田 弘
太陽がくれた季節青い三角定規 山川啓介 いずみたく 松岡直也
「男の子女の子」 郷ひろみ 岩谷時子 筒美京平 筒美京平
「雨」 三善英史 千家和也 浜 圭介 近藤 進
「せんせい」 森 昌子 阿久 悠 遠藤 実 只野通泰

えっ 太陽がくれた季節 の 編曲って 松岡直也 だったんだ





1971年

at 2001 05/17 16:40 編集


この年は妙に洋楽が強くチャートのベスト3を洋楽が独占なんてこともあった。
若いひとの注目が洋楽に集まったっぶん
謡曲は年齢の高いひとの売れ行きがよく、ヤングアイドルはおされ気味 そんな中で
6/1 に 南沙織 が 17歳 
10/1に 天地真理 が 水色の恋 
でデビュー 年間1位は 
4/25デビューの 小柳ルミ子  わたしの城下町
(このひとはいまだに芸能界にいる)
第1期アイドル黄金時代の幕はひらかれつつあった

この時代は 現在のように 曲を書く人間がアイドルをトータルにプロデュースする
というスタイルではなく 作品を提供する というだけの
割り切ったかかわり方ではあったのだが
膨大な作品を提供してアイドルポップスのジャンルを切り開いたのが筒美京平
GMに投稿された どこでもいっしょ さんの文章を引用させてもらうと

>我が国で「アイドル」という外来語が
>現在のような意味合いで用いられるようになったのは
>'71年頃からだとする説があるみたいです。
>この年は筒美さんが「また逢う日まで」で
レコード大賞、歌謡大賞を得た年なんですが、
>同時に南沙織さんのデビュー曲「17才」、 >野口五郎さんの実質的デビュー曲(演歌転向
第1弾)「青いリンゴ」
>などを手掛けられてもいる。
>200曲を書いた翌'72年には、
麻丘めぐみさん「芽ばえ」、
郷ひろみさん「男の子女の子」、
西城秀樹さん「恋する季節」
>のデビューにかかわってらっしゃる。

野口 西城 郷 といえば
いわゆる 新御三家 である
(御三家は 舟木 橋 西郷 だったっけ?)
野口のデビュー曲は ド演歌の 博多みれん
いい曲だったが キャラクターに無理がありすぎたのか あまり売れなかった

この年の新人賞は

「私の城下町」 小柳ルミ子 安井かずみ 平尾昌晃 平尾昌晃
「17才」 南 沙織 有馬三恵子 筒美京平 筒美京平
「燃える恋人」 本郷直樹 阿久 悠 中村泰士 馬飼野俊一
「雨の御堂筋」 欧陽菲菲 林 春生 D・ウィルソン 他 川口 真
「恋人もいないのに」 シモンズ 落合武司 にしおかたかし 葵まさひこ




1970年   イメージの詩 (よしだたくろう)  ヘ長調 メッセージ系

at 2001 05/17 16:42 編集


吉田拓郎がアイドル? 若い人ならそう思うだろうね。
でもあの時代、よしだたくろう はまぎれもなくアイドルでしたよ

そのデビュー曲がこれです。長い曲だけど
単純なフレーズの繰り返しで曲としては単調なんだけど
詩の説得力はニッポンの音楽史上類を見ない気がする。

♪闘いつづける人の心を、誰もがわかってるなら
闘いつづける人の心は、あんなには燃えないだろう

♪長い長い坂を登って後を見てごらん、誰もいないだろう。
  長い長い坂を降りて後を見てごらん、みんなが上で手を振るさ

♪古い船には、新しい水夫が乗りこんでゆくだろう
  古い船を今動かせるのは古い水夫じゃないだろう。
  なぜなら古い船も新しい船のように新しい海へ出る。
  古い水夫は知っているのさ、新しい海の怖さを


このほかにも、納得させられる言葉が次々と出てくる。

(この曲は1997年に浜田省吾ト長調でカバーしている)

 

よしだたくろう の人気が目立たなかったのは
今で言う インディーズにあたるマイナーレーベルの
エレックに所属していたためで、コンサートや深夜放送を通じて
しだいに知られるようになっていった。

後に CBSソニー に移籍し 今日までそして明日から で
メジャーデビュー メジャー2曲目の 結婚しようよ で
多くの人に知られるようになるのだが、古くからのファンを
失う結果にもなった。

♪私は今日まで生きてみました。そして今私は思っています。
 明日からもこうして生きてゆくだろうと (今日までそして明日から)

♪年老いた男が川面を見つめて時の流れを知る日が
 くるだろうか(マーク2)


この年の新人賞は

「もう恋なのか」 にしきのあきら 浜口庫之助 浜口庫之助 森岡賢一郎
「経験」 辺見マリ 安井かずみ 村井邦彦 川口 真
「一度だけなら」 野村真樹 山口洋子 猪俣公章 猪俣公章
「愛のきずな」 安倍律子 加茂亮二 鈴木 淳 船木謙一
走れコウタローソルティ・シュガー 池田謙吉 池田謙吉
/前田伸夫 池田謙吉












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1992年 許して・・・ (大野幹代

at 2001 05/27 19:03 編集


89年から94年まで 冬の時代 を孤軍奮闘した CoCo からのソロデビュー
すでに
三浦理恵子(涙のつぼみたち)
羽田恵理香(迷子にさせないで)
瀬能あづさ(もう泣かないで)
の3人がデビューしていたので4人目だが
楽曲のよさを含めて 1番 聞ける レベルに達していた
瀬能は抜群の歌唱力があったが曲に恵まれなかった
(ただしc/wには名曲が多い)
羽田は1曲目はともかく2曲目は 何じゃこりゃ
三浦はスタッフも苦労したのだろうがヘンな曲が多い
宮前? 論外でした

新人賞は
「女…ひとり旅」 田川寿美 悠木圭子 鈴木 淳 前田俊明
DA・KA・RA大黒摩季 大黒摩季 大黒摩季 葉山たけし
「今度私どこか連れていって
下さいよ」 加藤紀子 森高千里 斉藤英夫 斉藤英夫
「大阪すずめ」 永井みゆき たかたかし 弦 哲也 池多孝春
「You're the only…」 小野正利 小野正利 柘植由秀 笹路正徳



1991年 伝説の少女( 観月ありさ)

at 2001 05/27 18:51 編集


冬の時代に咲いた一輪の花(といってもデカいけど)
平成の3M美少女のひとり
ただ楽曲はニューミュージック色というかアーティスト系で
この時代の流れには逆らえなかったようだ
新人賞は
「やせがまん」 唐木 淳 阿久 悠 吉田 正 高田 弘
「想い出の九十九里浜しじみとさざえ 長戸大幸 織田哲郎 葉山たけし
Mi-Ke 織田哲郎
「赤い花束」 中嶋美智代 遠藤京子 羽田一郎 武部聡志
「どんなときも。」 槙原敬之 槙原敬之 槙原敬之 槙原敬之
「伝説の少女」 観月ありさ 尾崎亜美 尾崎亜美 佐藤 準

1990年

at 2001 05/27 18:45 編集


年号が昭和から平成に変わり
いよいよ 冬の時代 の到来である
新人賞の顔ぶれを見てみると
愛されてセレナーデ」 ヤン・スギョン 荒木とよひさ 三木たかし 若草 恵
「一円玉の旅がらす」 晴山さおり 荒木とよひさ 弦 哲也 池多孝春
「お祭り忍者」 忍者 原 六朗,
荒木とよひさ 原 六朗,
馬飼野康二 鷺巣詩郎
「さよなら人類」 たま 柳原幼一郎 柳原幼一郎 高浪慶太郎,たま

アイドル系が全くいないのである
こんなことは空前絶後?であった

1989年 EQUALロマンス (CoCo)

at 2001 05/27 18:41 編集


この年もアイドルラッシュである。
CoCo は 乙女塾 出身の5人組で
この年では傑出した存在 以後94年まで冬の時代をリードした
ほかに目立つところでは

河田純子(輝きの描写)
山口弘美(つよがり) 
宮沢りえ(ドリームラッシュ)…
田村英里子(ロコモーション・ドリーム)
藤忍 (ちょっとだけMy Love)   

をはじめ

深津絵里 
川越美和 
千葉美加 
松下里美 
井上昌己 
島崎和歌子
増田未亜
細川直美  
里中茶美 
山中すみか 
中山忍  

うまく育てればスーパーアイドルやbigartistになる素材はおおかったと思う。

新人賞は
「ふりむけばヨコハマ」 マルシア たきのえいじ 猪俣公章 竜崎孝路
「恋やどり」 尾鷲義人 里村龍一 三木たかし 桜庭伸幸
「夢だけみてる」 川越美和 小椋 佳 玉置浩二 星 勝
「男同志」 香田 晋 星野哲郎 船村 徹 蔦 将包
「真剣」 田村英里子 松本 隆 筒美京平 新川 博


 




1988年  涙をたばねて (小川範子

at 2001 05/27 18:39 編集


88年に14歳でデビューしたが、歌唱力も表現力も群を抜いていた。
15歳以下でこれだけの表現力を示した人はあまり例がない。
30年の歴史のなかでもこの人とSPEEDの今井絵理子くらいのものだろう。
(歌唱力だけなら福田明日香がいるが・・)
その秘密は、歌手デビュー以前に本名の谷本繁美で子役を長くやってたせい

曲別では1stアルバム1曲目の 独り占め片思い  (変ホ短調)  と
2ndシングル&2ndアルバム7曲目の  永遠のためいき (嬰ト短調)が出色の出来だと思う。
ほかにも2ndアルバムには  水浴プラネット という名曲もある。
ディスコグラフィー

新人賞は
「DAYBREAK」 男闘呼組 大津あきら MARK DAVIS 松下 誠
「ABコンプレックス」 相川恵理 藤原安寿 三浦一年 萩田光雄
「雨酒場」 香西かおり 里村龍一 聖川 湧 馬場 良
「89番目の星座」 伸村知夏 蓮田ひろか 川上明彦 船山基紀
「JUST ONE MORE
KISS TO SEARCH」 BUCK-TICK 桜井敦司 今井 寿 BUCK-TICK
・中山 努
「王将一代小春しぐれ」 大和さくら 吉岡 治 市川昭介 斎藤恒夫


 



1987年 時の河を越えて (うしろ髪ひかれ隊

at 2001 05/19 17:58 編集


85年以降 うまい人は結構出てくるのだが
ヒットチャートは超ヘタクソな素人軍団に占領される時代が続く
ハード面でも レコードからCDへの転換がすすみ
この30年で最もレコードの売れない年になってしまった
やがて アイドル氷河期 とよばれる 90年代前半をむかえるが
87年から89年にかけては 最後の花火というか数だけは多い
そのなかには上手く育てばTOPアイドルになれる素材も多かったのだが
なにせ 歌番組はないし レコードは売れないわで
一般の人にしらせる手段がないのである
その結果 アイドルに詳しい=オタク という偏見まで生まれ
さんざんイヤな思いをすることになる。

この年はじつは大豊作で今日まで生き残ってる人が多いよ

八木さおり(瞳で片想い)86年10月21日

牧野アンナLove Song 探して)86年12月21日
ドラクエ2 の主題歌? 現在沖縄アクターズスクールの・・・)

中村由真 (ジレンマ)1月1日

酒井法子(男の子になりたい)2月5日

後藤久美子(teardrop)3月18日

畠田理恵 (ここだけの話ーオフレコー)3月3日
(後に 将棋の羽生善治 と結婚)

立花理佐(疑問)4月1日

時の河を越えて(うしろ髪ひかれ隊)5月7日

伊藤美紀(小娘ハートブレイク)5月21日

石田ひかり(エメラルドの砂)5月21日

森高千里(NEW SEASON)5月25日

守谷香(予告編)5月27日

渡瀬麻紀(パールモンド・Kiss)6月2日

真弓倫子(片想いグラフィティ)6月6日

伊藤智恵理(パラダイウオーカー)6月11日

仁藤優子(おこりんぼの人魚)6月17日

小沢なつき(追いかけて夏)6月21日

太陽のアラベスク(秋山絵美)6月21日

ウィルユーリメンバー(中里あき子)

野性の風(今井美樹

白田あゆみ(恋しくて)9月23日

禁断のテレパシー(工藤静香)8月31日
(たぶんコメントは不要だと思う)

新人賞は

「キミはどんとくらい」 立花理佐 真名杏樹 山川恵津子 山川恵津子
「ノ・レ・な・い Teen-age」 酒井法子 森 浩美 西木栄二 戸塚 修
「あばれ太鼓」 坂本冬美 たかたかし 猪俣公章 京 建輔
「人見知り」 畠田理恵 麻生圭子 飛鳥 涼 瀬尾一三
「I Don't know」 BaBe 森雪之丞 中崎英也 中崎英也・杉山卓夫










1986年 夢色メッセージ (西村知美

at 2001 05/19 17:38 編集


西村知美 は80年代全体で見ても
最もアイドルらしいアイドルだったんじゃないでしょうか
ところが なかなか1位がとれない
ことごとく おニャン子 にはばまれるんですな
1st 夢色メッセージ は 2位
(1位は 河合その子 青いスタスィオン)
2nd 見えてますか夢 も 2位
(1位は 高井麻巳子 シンデレラたちへの伝言)
3rd わたし ドリーミング は 3位
(1位 石井明美 2位 福永恵規 )

この 夢3部作 もいいけれど
ベストは 1stアルバムの最後にあった
バルセロナーイメージの中でー でしょう
本人も1番好きだと言っていたような記憶がある

新人賞は

仮面舞踏会」 少年隊 ちあき哲也 筒美京平 船山基紀
CHA-CHA-CHA石井明美 今野雄二 B.Rosellini
F.Baldoni 他 戸塚 修
「わたし、ドリーミング」 西村知美 安井かずみ 加藤和彦 武部聡志
「夢飛行」 真璃子 松本 隆 筒美京平 山川恵津子
「乙女日和」 水谷麻里 松本 隆 筒美京平 武部聡志

水谷麻里 は後に漫画家の 江口寿志 と結婚したけど
歌唱力は相当ぶっ飛んでました

ほかにも
島田奈美 (負けないで・・・片想い)
勇直子  (センターラインが終わるとき)
山本理沙 (恋する素敵)
森川美穂 (教室)  
山瀬まみ (メロンのためいき)
などの名曲が目白押しだったが おニャン子 の影に隠れてしまった
(メロンのためいき はユーミンの作品)

おニャン子 からのソロデビューでは
渡辺真里奈 (深呼吸して)
渡辺美奈代 (瞳に約束)
福永恵規  (風のinvitation)
城之内早苗 (あじさい橋)
(いっぱいあるけどキリがないので・・・)

忘れてはならないB級っぽいところでは
宝生桜子 (風のテレフォンコール)
藤井一子 (チェックポイント)
後藤恭子 (ペガサスの少女)
浅倉亜紀 (オータムリップス) 

1985年  卒業(斎藤由貴)

at 2001 05/19 17:36 編集


この年にデビューした女性アイドルで打順を組んでみた

1.森田まゆみ(予感)
2.芳本美代子(白いバスケットシューズ
3.斎藤由貴(卒業)
4.工藤夕貴野生時代
5.井森美幸(瞳の誓い)
6.中山美穂 ( C )
7.大西結花 (半抗期)
8.網浜直子 (恋は微熱)
9.橋本美加子(メロウシーズン)
指名打者 本田美奈子(殺意のバカンス)

かなりの顔ぶれである。他にも
奥田圭子 早川めぐみ 秋本理央 などもいたから豊作といっていい
アイドルシーンが おニャン子 に荒らされる前の最後の活気を見せた年かもしれない

意外に忘れさられてるのが
若林加奈(PIRA★星物語)
松本典子(春色のエアメール) 
中原香織(銀河鉄道の夜) 
南野陽子(恥ずかしすぎて) 
村田恵里(オペラグラスの中でだけ)
浅香唯(夏少女)

などでしょう

新人賞は 斎藤 工藤 の両本命が出走せず

「C」 中山美穂 松本 隆 筒美京平 萩田光雄
「Temptation」 本田美奈子 松本 隆 筒美京平 大谷和夫
「恋におちて」 小林明子 湯川れい子 小林明子 萩田光雄
「雨のハイスクール」 芳本美代子 松本 隆 財津和夫 大村雅朗
「さよならと言われて」 松本典子 銀色夏生 呉田軽穂 松任谷正隆




1984年 春はSA-RA SA-RA (長山洋子

at 2001 05/17 17:12 編集


大物アイドルがチャート上位を独占する時期にデビューしたため目立たなかったが
歌唱力 表現力 とも群を抜いた存在だった
4歳のときから民謡を歌っていたため レコーディングでは
何度も こぶし をまわさないように と注意されたらしい
きわめて和風に聞こえるが 実はフィンランドの曲である
1stアルバム ときめきアイラブユー も80年代屈指の名作アルバムだが
なぜかほとんど話題にされない 本人もアイドル時代のことを語りたがらないのかも

この年のアルバムとしては 
柏原芳恵 の 最愛 がある
A面はすべて 中島みゆき作品
B面はいろんなアーティストが作品を提供している
円熟期?にはいった松田聖子
9th ティンカーベル 10th ウィンディシャドー 
いずれも安心できる出来には違いないが ルーチンワークになってきた感もあった

新人賞は

「恋 はじめまして」 岡田有希子 竹内まりや 竹内まりや 竹内まりや
「前略、道の上より」 一世風靡セピア セピア GOTO GOTO
「サマーアイズ」 菊池桃子 秋元 康 林 哲司 林 哲司
「モニカ」 吉川晃司 三浦徳子 NOBODY 大村雅朗
「バージンブルー」 サリー(SALLY) さがらよしあき 鈴木キサブロー 鈴木キサブロー




1983年 ギザギザハートの子守唄 (チェッカーズ

at 2001 05/17 17:10 編集


80年代前半には アーティスト色の強いアイドル
(アイドル色の強いアーティストと言うべきか)
が多いけれど その典型ともいえるのが チェッカーズだろう
84年 85年 はまさにMVPといっていい活躍を見せた
1stアルバム  絶対チェッカーズ や
2ndアルバム  もっとチェッカーズ は
音楽的に極めて充実したものになっている

82年にデビューした 明菜 今日子 はいずれも83年になってブレイクしたといえるし
聖子 トシ マッチ  奈保子 芳恵  などがかわるがわるチャート上位にいたから
新人女性にはちょっと気の毒な年だったが
歌唱力で存在を示したのが 桑田靖子 で
1stアルバム  ファースト キス
2ndアルバム  ときめき
いずれも聞き応え十分であった

すでにベテラン?になった 松田聖子 の
7thアルバム ユートピア は
アイドル系のアルバムとしては これ以上考えられないほどのクオリティに達している
(余計な話だが セカンドモーニング のジャケットは このアルバムのパクリ&パロディかも)

中森明菜の初期3部作
1st プロローグ(序曲)
2nd バリエーション(変奏曲)
3rd ファンタジー(幻想曲)
は いずれも松田聖子のアルバムと比べると物足りないが
アイドルのアルバムとしてはコンセプトが共通でクオリティは高い
(かなり短い期間に連続してリリースされていることに注目してほしい)

新人賞は

「きまぐれONE WAY BOY」 THE GOOD-BYE 橋本 淳 山本寛太郎 甲斐正人
「恋はあなたしだい」 岩井小百合 TAKU TAKU 馬飼野康二
「ダンシング・レディ」 大沢逸美 竜真知子 浜田省吾 大谷和夫
「よこはまチャチャ」 小野さとる 伊達 歩 中村泰士 竜崎孝路
「もしかして・ドリーム」 桑田靖子 売野雅勇 芹澤廣明 馬飼野康二




1982年 駆けて来た処女 (三田寛子

at 2001 05/17 17:08 編集


80年代になって いわゆるニューミュージック勢のアイドル歌手への作品提供が増えたが
ついに 井上陽水(作曲のみ)が作品を提供したのがこの曲
アルバム 16カラットの瞳 には ときめきメモリアル片桐彩子役の 
川口雅代が提供した ジャパニーズガール も含まれている

さてこの82年は空前の大豊作の年といわれ
スローモーション(中森明菜
私の16才(小泉今日子
など80年代のアイドルポップスの主役たちが
続々とデビューしている

新人賞は

「100%・・・Soかもね」 シブがき隊 森雪之丞 井上大輔 井上大輔
「ゆ・れ・て湘南」 石川秀美 松本 隆 小田裕一郎 馬飼野康二
「アンダーソングは哀愁」 早見 優 阿久 悠 馬飼野康二 萩田光雄
「待ちぼうけ」 堀ちえみ 竹内まりや 竹内まりや 鈴木 茂
センチメンタル・ジャーニー松本伊代 湯川れい子 筒美京平 馬飼野康二




1981年  スニーカーぶるうす (近藤真彦

at 2001 05/17 17:06 編集


イントロ(および間奏)は ジリオラチンクウェッティの 雨 を露骨にパクっている
アイドルポップスがニューミュージックに傾きつつあった時代に
ある意味で 純然たる歌謡曲でもあった
松本隆の詩はかなり推敲のあとがあるし
90年以降のJ-POPでは失われてしまった香りがそこにはある

このデビューシングルに続く
2ndシングル ヨコハマチーク はやや期待はずれの内容だったが
3rdシングル ブルージーンズメモリー が歴史に残る名曲
セリフの バカヤロー はカラオケで歌うと実に気持ちがいい
アルバムの中にも 哀しきハイスクール や
傷だらけのアベニュー などの名曲があり
田原俊彦に比べて曲には恵まれていたといえる

この年は対抗馬不在で しいてあげるなら
ハイスクールララバイイモ欽トリオ)くらい

少女人形(伊藤つかさ) は14歳とは思えないほど幼く見えた
この曲の作曲は 南こうせつ で
こうせつは イモ欽のアルバム中の 山口良一のソロ曲も作曲している

アルバムでは 松田聖子 の3rdアルバム
Silhouette  が出色
(4thアルバムはやや期待はずれだがクオリティは高い)

新人賞は

「ギンギラギンにさりげなく」 近藤真彦 伊達 歩 筒美京平 馬飼野康二
「てれてZinZin」 竹本孝之 三浦徳子 馬飼野康二 馬飼野康二
「父さん」 祐子と弥生 さいとう大三 宮坂 実 馬飼野俊一
函館本線」 山川 豊 たきのえいじ 駒田良昭 前田俊明
「はみだしチャンピオン」 沖田浩之 阿木燿子 筒美京平 筒美京平




1980年    裸足の季節   ( 松田聖子

at 2001 05/17 17:05 編集


日本のアイドルポップス史上最大の存在といってもいいかもしれない。
70年代までのアイドルと異なる点はいろいろあるが
その1つにアルバムのクオリティの高さがあるだろう
1stアルバム SQUALL は他のジャンルの作品と比べても全く遜色がない
80年代のアイドルはアルバムで勝負 という意気込みを感じさせたし
それまで音楽的にはやや低く見られていたアイドルポップスの地位を飛躍的に高めた

もう1つの違いをあげれば 歌詞である
70年代のアイドルのスタンスはあくまで受身であり 待っている女 であったが
このアルバムでは 奪い取る女 のスタンスが明確に打ち出されている
それに伴ってサウンドはハードになっているのだが
それに負けない歌唱力と表現力がアーティストとしてのアイドル を可能にした

男性では 3年B組金八先生 に出演していたいわゆる たのきんトリオの1人
田原俊彦 が 哀愁でいと でデビューした
この曲は 洋楽 NEWYORK CITY NIGHT に日本語の詞をつけたものだが
歌唱力は極めて低かった

新人賞レースはほとんどこの2人の一騎打ちの形になったが
岩崎良美赤と黒) 
沢田聖子(キャンパススケッチ)
をはじめ実力派が多かった

新人賞は

ハッとして!Good田原俊彦 宮下 智 宮下 智 船山基紀
「あなたの色マノン」 岩崎良美 なかにし礼 芳野藤丸 大谷和夫
「ヤング・ボーイ」 河合奈保子 竜真知子 水谷公生 船山基紀
青い珊瑚礁松田聖子 三浦徳子 小田裕一郎 大村雅朗
「帰ってこいよ」 松村和子 平山忠夫 一代のぼる 斎藤恒夫




1979年  井上望

at 2001 05/17 17:03 編集


ルックス 歌唱力 ともにハイレベルであったがブ�