午後7時の顔面神経

ハロヲタのための24のガヴォット第7番変ロ長調 顔面神経午前7時

アイドル30年史 1971年~1972年

この年は妙に洋楽が強くチャートのベスト3を洋楽が独占なんてこともあった。

若いひとの注目が洋楽に集まったっぶん

歌謡曲は年齢の高いひとの売れ行きがよく、ヤングアイドルはおされ気味 そんな中で

6/1 に 南沙織 が 17歳 

10/1に 天地真理 が 水色の恋 

でデビュー 年間1位は 

4/25デビューの 小柳ルミ子  わたしの城下町

(このひとはいまだに芸能界にいる)

第1期アイドル黄金時代の幕はひらかれつつあった

 

この時代は 現在のように 曲を書く人間がアイドルをトータルにプロデュースする

というスタイルではなく 作品を提供する というだけの

割り切ったかかわり方ではあったのだが

膨大な作品を提供してアイドルポップスのジャンルを切り開いたのが筒美京平

GMに投稿された どこでもいっしょ さんの文章を引用させてもらうと

 

>我が国で「アイドル」という外来語が

>現在のような意味合いで用いられるようになったのは

>'71年頃からだとする説があるみたいです。

>この年は筒美さんが「また逢う日まで」で

レコード大賞、歌謡大賞を得た年なんですが、

>同時に南沙織さんのデビュー曲「17才」、 >野口五郎さんの実質的デビュー曲(演歌転向

第1弾)「青いリンゴ」

>などを手掛けられてもいる。

>200曲を書いた翌'72年には、

麻丘めぐみさん「芽ばえ」、

郷ひろみさん「男の子女の子」、

西城秀樹さん「恋する季節」

>のデビューにかかわってらっしゃる。

 

野口 西城 郷 といえば

いわゆる 新御三家 である

(御三家は 舟木 橋 西郷 だったっけ?)

野口のデビュー曲は ド演歌の 博多みれん

いい曲だったが キャラクターに無理がありすぎたのか あまり売れなかった

 

この年の新人賞は

 

「私の城下町」 小柳ルミ子 安井かずみ 平尾昌晃 平尾昌晃

「17才」 南 沙織 有馬三恵子 筒美京平 筒美京平

「燃える恋人」 本郷直樹 阿久 悠 中村泰士 馬飼野俊一

「雨の御堂筋」 欧陽菲菲 林 春生 D・ウィルソン 他 川口 真

「恋人もいないのに」 シモンズ 落合武司 にしおかたかし 葵まさひこ

 

 

 

 

 

 

 

1972年   芽生え (麻丘めぐみ

at 2001 05/17 16:45 編集

 

 

♪もしもあの日あなたに会わなければ、

  この私はどんな女の子になっていたでしょう

 

はじめて現れた年下の女の子のアイドルである

デビューは6/5 曲のできも抜群だった

 

この年はほかに中3トリオのひとり 森昌子 が

7/1に  せんせい でデビューしている

 

この年の新人賞は

 

「芽ばえ」 麻丘めぐみ 千家和也 筒美京平 高田 弘

「太陽がくれた季節」 青い三角定規 山川啓介 いずみたく 松岡直也

「男の子女の子」 郷ひろみ 岩谷時子 筒美京平 筒美京平

「雨」 三善英史 千家和也 浜 圭介 近藤 進

「せんせい」 森 昌子 阿久 悠 遠藤 実 只野通泰

 

えっ 太陽がくれた季節 の 編曲って 松岡直也 だったんだ