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7世紀になると日本史のほうでも文献や資料が豊富になってきて
やっと歴史らしくなってくる。
ちょっと前の教科書には朝鮮半島に、新羅・百済・任那　という
３つの国があったように書いてあったが
任那という国はどうやら存在しなかったらしい。
この任那には日本府というのがおかれていた　と説明されていたが
どうやらこれも怪しいとのこと
考えてみればまだ国内統一もままならない頃なんだから
朝鮮半島に役所がおかれていた　というのは無理がありそうだ。

で、この時期の日本史のヒーローといえば

聖徳太子　　なのだが

かつては一万円札という最高額紙幣の顔だったのだが
最近の研究ではだいぶイメージが違ってくるらしい。

この時代におこった　蘇我氏（仏教派）と物部氏（神道派）の
宗教戦争において蘇我氏側に加担した武闘派の人物　というところだろうか

ともあれこの7世紀から日本は世界史にはっきり登場することになる。

現在も使われている　・・何年　という年号は7世紀前半にはまだない
645年の大化の改新ではじめて　大化　という年号が決められるわけだから
それまでは　・・天皇何年　という言い方しかできないわけだ。