アイドル30年史 1982年~1984年
1982年 駆けて来た処女 (三田寛子)
at 2001 05/17 17:08 編集
80年代になって いわゆるニューミュージック勢のアイドル歌手への作品提供が増えたが
ついに 井上陽水(作曲のみ)が作品を提供したのがこの曲
アルバム 16カラットの瞳 には ときめきメモリアルの片桐彩子役の
川口雅代が提供した ジャパニーズガール も含まれている
さてこの82年は空前の大豊作の年といわれ
スローモーション(中森明菜)
私の16才(小泉今日子)
など80年代のアイドルポップスの主役たちが
続々とデビューしている
新人賞は
「100%・・・Soかもね」 シブがき隊 森雪之丞 井上大輔 井上大輔
「ゆ・れ・て湘南」 石川秀美 松本 隆 小田裕一郎 馬飼野康二
「アンダーソングは哀愁」 早見 優 阿久 悠 馬飼野康二 萩田光雄
「待ちぼうけ」 堀ちえみ 竹内まりや 竹内まりや 鈴木 茂
「センチメンタル・ジャーニー」 松本伊代 湯川れい子 筒美京平 馬飼野康二
1983年 ギザギザハートの子守唄 (チェッカーズ)
at 2001 05/17 17:10 編集
80年代前半には アーティスト色の強いアイドル
(アイドル色の強いアーティストと言うべきか)
が多いけれど その典型ともいえるのが チェッカーズだろう
84年 85年 はまさにMVPといっていい活躍を見せた
1stアルバム 絶対チェッカーズ や
2ndアルバム もっとチェッカーズ は
音楽的に極めて充実したものになっている
82年にデビューした 明菜 今日子 はいずれも83年になってブレイクしたといえるし
聖子 トシ マッチ 奈保子 芳恵 などがかわるがわるチャート上位にいたから
新人女性にはちょっと気の毒な年だったが
歌唱力で存在を示したのが 桑田靖子 で
1stアルバム ファースト キス
2ndアルバム ときめき
いずれも聞き応え十分であった
すでにベテラン?になった 松田聖子 の
7thアルバム ユートピア は
アイドル系のアルバムとしては これ以上考えられないほどのクオリティに達している
(余計な話だが セカンドモーニング のジャケットは このアルバムのパクリ&パロディかも)
中森明菜の初期3部作
1st プロローグ(序曲)
2nd バリエーション(変奏曲)
3rd ファンタジー(幻想曲)
は いずれも松田聖子のアルバムと比べると物足りないが
アイドルのアルバムとしてはコンセプトが共通でクオリティは高い
(かなり短い期間に連続してリリースされていることに注目してほしい)
新人賞は
「きまぐれONE WAY BOY」 THE GOOD-BYE 橋本 淳 山本寛太郎 甲斐正人
「恋はあなたしだい」 岩井小百合 TAKU TAKU 馬飼野康二
「ダンシング・レディ」 大沢逸美 竜真知子 浜田省吾 大谷和夫
「よこはまチャチャ」 小野さとる 伊達 歩 中村泰士 竜崎孝路
「もしかして・ドリーム」 桑田靖子 売野雅勇 芹澤廣明 馬飼野康二
1984年 春はSA-RA SA-RA (長山洋子)
at 2001 05/17 17:12 編集
大物アイドルがチャート上位を独占する時期にデビューしたため目立たなかったが
歌唱力 表現力 とも群を抜いた存在だった
4歳のときから民謡を歌っていたため レコーディングでは
何度も こぶし をまわさないように と注意されたらしい
きわめて和風に聞こえるが 実はフィンランドの曲である
1stアルバム ときめきアイラブユー も80年代屈指の名作アルバムだが
なぜかほとんど話題にされない 本人もアイドル時代のことを語りたがらないのかも
この年のアルバムとしては
柏原芳恵 の 最愛 がある
A面はすべて 中島みゆき作品
B面はいろんなアーティストが作品を提供している
円熟期?にはいった松田聖子は
9th ティンカーベル 10th ウィンディシャドー
いずれも安心できる出来には違いないが ルーチンワークになってきた感もあった
新人賞は
「恋 はじめまして」 岡田有希子 竹内まりや 竹内まりや 竹内まりや
「前略、道の上より」 一世風靡セピア セピア GOTO GOTO
「サマーアイズ」 菊池桃子 秋元 康 林 哲司 林 哲司
「モニカ」 吉川晃司 三浦徳子 NOBODY 大村雅朗
「バージンブルー」 サリー(SALLY) さがらよしあき 鈴木キサブロー 鈴木キサブロー